ADHDは仕事を変えると激変する

発達障害との共存

ADHDはその特性から、仕事においてミスが多かったり、行動が”アレ”で同僚から浮いてしまっていたり・・・・と社会生活が大変ですよね💦

一方で自分の好きなこと/得意なことには、遺憾無くその能力を発揮し、周りを驚かせることがあります!

この記事では、ADHDの方の特性は環境によって強みも弱みにもなることを知っていただき、強みとして活かせる仕事にどんなものがあるのかについて触れています✏️

ADHDと診断されたけれど、今の仕事を続けられるのか、どんな仕事を目指したらいいのか、悩んでいる方の参考になれば幸いです♪

★ADHDの特徴

ADHDの方がどんな仕事に向いているかを知るには、まずADHDがどんな特性を持っているのかを知る必要があります!

ADHDにはざっくりいえば、「不注意」「多動性・衝動性」という2つの特徴があります。

ADHDの特徴

①不注意
ケアレスミスが多い/紛失物が多い/計画・片付けが苦手 など

②多動性・衝動性
落ち着きがない/注意が外れやすい/手足がそわそわする など

以上のような特性から多くの方が仕事上、以下のようなことで困ることは多くあると思います💦

①不注意
・書類の誤字脱字や記入漏れミスが多い
・計画を立てるのが苦手で、仕事を先延ばしにする
・デスク周りの整理整頓ができず、探し物が多い

②多動性・衝動性
・顔や体を触ったり、手遊びをしてしまう
思ったことを熟慮せずに発言や行動をしてしまう
マルチタスクが苦手
・少しのことに激昂しやすい

これを見ると、仕事が出来ない部類になってしまいそうですが💦

ギフケン
ギフケン

うぎゃ〜〜〜

もう無理っす💦

就職活動や自己啓発の場面では、“短所は長所の裏返し”なんて言葉を聞いたことはないですか?これは見方によって、特性は悪くもよくもなるって意味なんです⭐️

つまりADHDで仇となっている特性が、強みとして活かせる環境が必ずどこかにあるってことです!!

では、この特性を強みとして活かせる仕事をみていきましょう!

★ADHDの強みを活かせる仕事

不注意とは、様々なことが次々に頭に浮かんでしまい、集中が持続できない状態です💦

逆にいえば、頭の中で様々なイメージや思考が湧き上がり、発想力に富んでいるとも見れますよね✨なので、独創的なアイディアを多く求められるクリエイティブな仕事は向いている可能性が高いです。

多動・衝動であるということは、行動力がありフットワークが軽いと捉えることができますね👣

自分で頭や身体を使いつつ創意工夫し実行する力を求められる仕事において、活躍できる可能性が高いといえます。

向いている仕事

①不注意
デザイナー/アニメーター/イラストレーター/コピーライター

②多動性・衝動性
営業職/警察官/消防士/研究者/インストラクター/芸術家 など

★不向きな仕事

逆に、ADHDにとって不向きな仕事も知っておくことで、日々の苦悩から解放される糸口が見つかりますよ💡

「不注意」や「多動性・衝動性」の特徴から、人命に関わるような仕事やチームプレーが必要な仕事、マルチタスクを求められる仕事は、ADHDの方には不向きといえるかもしれません😵

また単純すぎる仕事は、すぐに飽きてしまったり、そもそも興味が持てないなどで長く続かない傾向にあります💦

以上を考慮すると、医師/経理・総務/秘書/工場のライン作業/受付窓口 などの職業に就くのは厳しいかもしれません…

★仕事の見つけ方

ADHDにとっての向き/不向きがわかったところで、実際にどうやって見つければ良いか?

わたし自身は、転職の段階で”やりたいことのイメージ”ができていたので、転職イベントに参加したり、企業様に直接アプローチしたりして今の仕事を見つけました(これも多動性・衝動性のなせるワザなのでしょうv✨)

ただしADHDは計画を立てるのが苦手な傾向にもあるので、一人よがりではズルズルと先延ばしをして、なかなか仕事口が見つからないケースも想定されます💦

そんな方はハローワークや転職サイト、転職エージェントのお力を借りるのが1つの手です。

担当者さんの当たり/外れはあるかもしれませんが、自分にあった仕事を見つける第一歩として利用してみると良いでしょう♪

まずは動き出してみることが大事です✨
お得意の多動性をフルに発揮しましょう!

★まとめ

ADHDの特性は日常生活で不都合が生じることは多々ありますが、その特性が活かせる環境に身を置くことで、才能がより一層開花して活躍できるケースがあります。

わたしの場合はガチガチに上司の目で監視されるような環境では、上手く立ち回ることができず悪評に繋がることもありました💦

しかし今の仕事は、自分の思ったことをサラッと試してみても厳しい監視の目がないので、動きやすく、成果も出しやすい環境にあります✨(もちろん失敗もありますが・・・)

多動性・衝動性が強いADHDはこのような環境でこそ、力を発揮できるのではないでしょうか?

またアーティストの方には、ADHDが多いとよく聴きます✏️
何か独創的だからこそ、他人の制約を受けない働き方が良いのでしょうv

皆さんも、ADHDをハンデや弱点と捉えるのではなく、その特性をどうやったら強みとして活かせるのかに焦点を当てていただきたいですね✨

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