AHDHの方で「世の中は生きづらい!」って思っている方は多いのではないでしょうか?
生きるってこんなに大変なの💦
ADHDの持つ特性によって社会の中で上手くやっていこうとするのは至難の業であるため、ただ生活をしているだけでも莫大なストレスを感じることも。。。
ストレスを溜め込むと、体調が悪化するだけでなくADHDの特性を助長させて、生きづらさはより一層強くなるという無限地獄のループが待ち受けているんですよね😱
ADHDにとってストレスと向き合うのは、命を繋ぐほどに大切なこと!
一刻も早く、手を打つ必要があります✋
「どうやってストレスと向きあえばいいの?」
そんな方のためにこの記事を書きましたので、参考にしてみてください☺️
★ストレスの弊害
ストレスは周辺環境やストレス耐性によって本人が受ける影響は様々です。
ADHDは特に学校や職場の環境に馴染めるかどうかで「生きづらさ」が決まります💦
なので、自分に合わない環境の中で仕事をしている場合、耐えがたいストレスに苛まれていることでしょう。。。
ストレスを発端に仕事が続かなかっくなったり、ストレスが原因でうつ病など身体症状が現れて生活に支障をきたすなんてことも起こりえます😱
またストレスによる精神的・身体的な影響で、ADHDの特性(注意欠如、多動・衝動性)をさらに助長させ、より一層「生きづらさ」が強くなり、完全に疲弊してしまうことにつながります!
そうならないためにも、ストレスと上手く向き合うことが非常に大事なんです☝️
★ストレスとは
ストレスと向き合うには、まずストレスのことを知ることから!
「発生メカニズム」と「ストレスとなる要因」の2つの視点からストレスとの向き合い方のコツを掴んでいきましょう✨
ストレス発生のメカニズム
ストレスとは「外部からの刺激により心身に影響を及ぼすもの」とみることができます。
わたし達が感じるストレスを細かく見ていくと以下3つの過程(メカニズム)に分解することができます✏️
①ストレッサー
ストレスのもとになる刺激のこと。疲労や病気など身体的要素、進学、転勤、人間関係など環境的要素など、わたし達の周りにあるものが強い刺激となって心身に悪影響を及ぼすことがあります。
②認知
物事の感じ方、考え方のことであり、ストレッサーにどう感じるかで、ストレス耐性が変わってきます。外部からの刺激に対し「別に気にしないよ」って思えるほど、耐性は強いということになります。
③反応
ストレスを強く認知し続けると心身が耐えきれなくなり、さまざまな症状を引き起こします。不眠や自律神経の乱れ、免疫力が低下などの身体的な反応、集中力の低下など精神的な反応、暴飲暴食や破壊衝動などの行動的な反応があります。
ストレスの要因
ストレスの根本はストレッサー(外部の刺激)でしたね。
わたし達の身の回りにはどのようなストレッサーがあるでしょうか?
AHDHの方は特に外的刺激に強く影響を受けやすいので、とても重要な部分になります✋
ストレッサーは大きく以下5種類あります✏️
物理的刺激
光や音、温度、振動など。
わたしの場合はテレビの音が凄く苦手で、家にテレビを置いていません💦
化学的刺激
金属、臭気、薬品など
生物学的刺激
ウィルス、細菌、カビ、花粉など
心理学的刺激
仕事、人間関係のトラブルなど
★ストレスの対処法
わたし達がストレスを感じるメカニズムは「①ストレッサー → ②認知 → ③反応」でしたね✏️
各工程において焦点を当てていけば、ストレスの対処に繋がることが見えてきますね!
よってストレスの対処法は3つの方法が考えられます✏️
問題焦点型
ストレスの元となっているストレッサーに働きかけて、問題を解決しようとする方法です。
「ストレスの元凶を断ち切る!」ということで1番の理想型です!
外部の刺激は上述で見たように、多岐に渡るので自分がどの刺激に強く反応してしまうかを抑え、それから心身を遠ざけるようにすることが大切です☝️
しかし、これには本人の強い意志と大きな実行力が必要であるという、デメリットがあります!
例えば、ストレッサーとして「人間関係」は多くの方が大きなウェイトを占めていると思いますが、仕事の同僚やいじめの相手に対して、何らかの働きかけをするのは容易ではないですよね💦
このように問題焦点型は、実行すること自体が難しい場合が多いのです😭
情動焦点型
ストレッサーを断つことが難しいので、次のステップへ移ります💪
情動焦点型は、ストレッサーによって生じた感情を上手くコントロールする方法です。
メカニズムでは「認知」の部分を改善することに当たります✏️
苦しみや辛さを、誰かに話して感情を整理したり、感情を良い方向へ再認識したりすることで、元の負の感情を緩和することが目的です。
ストレッサーに対して見方を変えて、良い所を探し出すことで新しい気づきが生まれ、自分の認知を良い方向に持っていければ、ストレス反応が起こることなく対処できるようになります✨
ストレス解消型
メカニズムの「反応」の部分に着目して改善するという方法です。
わたし達がよくいうストレス解消はこの方法に当たります✏️
ストレッサーに刺激され辛いとか苦しいと感じてしまった後、ストレスを身体の外へ追い出したり、発散させたりすることでストレス反応が緩和されることがあります☝️
気分転換として、ショッピングに行ったり、美味しいものを食べたり、音楽を聴くなど自分が好きなことを行うことがよく知られていると思います。
また最近ではリラクセーションを促すサービスやグッズも豊富にあり、アロマやストレッチ、マッサージなどで身体の緊張を緩めることで、感情も穏やかになることがありますよね。
わたしがお勧めするストレス解消法は別の記事に触れていますので、参考にして見てください♪
★まとめ
ADHDにとって社会で生きることは、荒れ狂う大海原や茨の道へ突き進むようなもの💦
ストレスを放っておくと、ストレス反応により特性(注意欠如、多動・衝動)が助長されて、悪循環に!!
だからこそストレスと正しく向き合う必要があるんですね☝️
ストレスのメカニズムは「①ストレッサー → ②認知 → ③反応」と3つの工程があり、それぞれに対処法が存在します。
3つの内どこかの工程を潰せればストレスを上手く処理できるようになりますので、ぜひ意識的に働きかけて見てください✨